PCIeリンク速度を下げると、NVMe対応M.2 SSDの発熱が減ると耳にしたので、実際に確認してみました。
使用しているM.2 SSDは、Samsung MZVPV256HEGL(SM961 256GB)です。
まずは、変更前(PCIe 3.0 x4)でのCrystalDiskMark 5.2.1の結果。
ちなみに、CrystalDiskMark 5.2.1実行中のCrystalDiskinfo読みの最高温度は43℃でした。(室温26℃)
使用しているマザーボード(ASUS Z270-A)のUEFI BIOSから[Advanced]→[PCH Configuration]→[PCI Express Configuration]から、[PCIe Speed]を[Gen2]へ変更してみました。
PCを起動し、CrystalDiskinfo等で、転送モードが「PCIe 2.0 x4」になっている事を確認します。
CrystalDiskMark 5.2.1を実行、その際の最高温度は41℃でした。
PCIeリンク速度変更前と比較して2℃減少しています。そのまましばらくPCを使ってみましたが、これといった体感速度の変化は感じませんでした。
使用するM.2 SSD、室温が高い環境、発熱対策が不十分な環境によってはPCIeリンク速度を下げる発熱対策は結構アリかなと思う次第です。
ちなみに、転送モードが「PCIe 1.0 x4」でのCrystalDiskMark 5.2.1の結果は以下。
実行中の最高温度は40℃でした。