SAPPHIRE製Radeon搭載ビデオカードのファンレスモデルといえば"ULTIMATE"シリーズ。
SAPPHIRE ULTIMATE R7 250(2014年)を最後に全く出る気配が無いので、昨年メインPC用に購入したSAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5(補助電源無し)をファンレス化(ULTIMATE化)してみました。
準備した物
- SAPPHIRE ULTIMATE HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP (SAPPHIRE ULTIMATE R7 250 1GB GDDR5でも可)
- SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5
- ザワード 絶縁タイプ熱伝導グリース MX-4/4g
作業手順
まずは、ULTIMATE HD7750からヒートシンクを取り外します。
SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5からファン、ヒートシンクを取り外します。
SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5に、ULTIMATE HD7750のヒートシンクを取り付けます。何の問題も無く取り付ける事ができました。
冷却性能
Radeon HD7750のTDP50Wに対して、RX560のTDPは75W、補助電源無しモデルでも軽く50Wは超えていると思われるので、ヒートシンクに9cmファンを800rpmでゆるゆる風をあてながら運用する事にしました。
OCCTでGPUに負荷を掛けてみると、GPU温度は45℃(室温18℃)で安定しました。このまま夏場も運用出来そうです。
まとめ
メインPCの唯一の騒音元がビデオカードのファンの音でしたので、これが改善されてとても満足です。
ULTIMATE HD7750は今となっては古いビデオカードですが、ヒートシンクが有効活用できたのも良かったです。
以上、参考にしていただけると幸いです。