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[PR] EaseUS Todo Backup Free 11.5 レビュー

EaseUS Software社より執筆依頼がありましたので、本記事では、イメージバックアップソフトEaseUS Todo Backup Free 11.5を扱います。

Windows 10にはシステムイメージバックアップ機能がありますが、Version 1709以降では非推奨とされています。
現時点ではシステムイメージのバックアップにはサードパーティーバックアップソフトの利用が必須となっている現状があります。

そこで今回は、EaseUS Todo Backup Free 11.5の「システムバックアップ」機能について、実際に用意したPCにて試してみました。


PCの主要構成は、

です。

 

EaseUS Todo Backup Free 11.5のダウンロードとインストール手順

ダウンロード
  1. Webブラウザにて、https://jp.easeus.com/backup-software/free.html にアクセスします。

  2. ウィンドウ中央部の、[無料ダウンロード]をクリック、[今すぐダウンロード]をクリックしてダウンロードを行います。ファイル名は、tb_free.exe です。

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インストール
  1. 先ほどダウンロードしたtb_free.exeをダブルクリックして、EaseUS Todo Backup Free 11.5のインストールを始めます。

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  2. インストール自体は画面の指示にしたがってボタンをクリックしていけば、特に問題はありません。
    途中で、「個人データ保存先の選択」画面がありますが、ここの設定はバックアップ先の指定ですので、システムがインストールされているCドライブ以外(Dドライブ以降)を指定しましょう。CドライブのみのノートPCなどの場合は、バックアップ用に別途外付けHDD等を用意する事をおすすめします。

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  3. インストールが完了すると、以下の画面になります。

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  4. EaseUS Todo Backup Free 11.5の起動時には、「ライセンス認証」画面が表示されます。今回は、Free版の使用ですので、[後で]をクリックします。

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ブータブルディスクの作成

GPT形式のドライブの復元には、WinPE環境が必要となっています。
WinPE関連ファイルをダウンロードさせるために、実際にブータブルディスクの使用、不使用に関わらず一度はWinPEブータブルディスクの作成を行っておきましょう。

 

  1. デスクトップ上のアイコンもしくはスタートメニューから、EaseUS Todo Backup Free 11.5を起動します。
    ウィンドウ左下のスパナアイコンをクリックし、メニューから、[ブータブルディスクの作成]をクリックします。

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  2. 「ブータブルディスクの作成」ウィンドウが開きます。光学ドライブが付いていないPCの場合は、ここで[作成]をクリックします。

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  3. 光学ドライブのあるPCでは、ディスクアイコンを選択して、[作成]をクリックします。筆者はDVD-Rメディアを使用しました。
    ちなみに、ブータブルUSBメモリの作成機能は、Home版(有償版)の機能となっています。

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  4. 「ブータブルディスクの作成」ウィンドウが表示されますので、作成が終了したら、[完了]をクリックします。

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システムバックアップを実行する

  1. デスクトップ上のアイコンもしくはスタートメニューから、EaseUS Todo Backup Free 11.5を起動します。

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  2. ウィンドウ左上のメニュー(3本線)をクリックし、展開されたメニューから「システムバックアップ」をクリックします。

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  3. 「システムバックアップ」ウィンドウが表示されますので、[実行]をクリックします。

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  4. 「システムバックアップ」が完了すると、以下のウィンドウとなります。

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復元を行う

  1. デスクトップ上のアイコンもしくはスタートメニューから、EaseUS Todo Backup Free 11.5を起動し、復元したい対象の[復元]をクリックします。

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  2. 「復元」ウィンドウが表示されますので、[次へ]をクリックします。

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  3. 復元先にチェックを入れ、[実行]をクリックします。

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  4. 注意のダイアログが表示されますので、[はい]をクリックします。

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  5. 再起動を促すダイアログが表示されますので、[再起動]をクリックします。

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  6. PCが再起動し、WinPEが起動して復元処理を行います。

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  7. 復元処理が完了したら、[Finish]をクリックします。

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まとめ

EaseUS Todo Backup Free 11.5の良い点

なんといっても無料というところですね。
無料で日本語UIのイメージバックアップソフトとなると数種類しかありませんので、本ソフトも選択肢に入れておくのが良いです。
また、今回「システムバックアップ」と「復元」を行った限りでは特に問題はありませんでした。

バックアップ速度自体はごく普通といった感じです。
速度に不満な方には、高速化された有償版のEaseUS Todo Backup Homeも用意されていますので、そちらも選択肢に入れておくのも良いです。

注意点

EaseUS Todo Backup Free 11.5をインストールし、システムバックアップを実行した直後に、復元を試してみたのですが、WinPEがらみでブータブルディスクの作成を促されました。
EaseUS Todo Backup Free 11.5をインストールしたら、まずは「ブータブルディスクの作成」と考えておいた方が良いです。

気になる点

WinPEブータブルディスク(DVD-R)からの起動を試したところ、起動に数十分かかる事態となりました。起動中に本ソフトで作成されたバックアップファイルを探してHDD内をフルスキャンしている模様です。
HDD無し、ストレージは全てSSDの別のPCではものの数分で起動しましたので、数TBあるいはそれ以上のHDDで運用している方は要注意かもしれません。

 


以上、簡単ですが参考にしていただけると幸いです。