今年10月末に発売されたSamsung 990 PRO 4TBを先日Amazonで購入しました。
現時点で「NVMe M.2 SSD」、「容量4TB」、「NANDフラッシュメーカーの製品」となると、WD社のSN850XとSamsung 990 PRO 4TBの二択状態となっています。
今回は、片面実装(SN850Xは両面実装)ということを重視して、990 PRO 4TBを選択しました。
ちなみに、Amazon扱いのものはEC向けの型番MZ-V9P4T0B-IT/ECとなっており、「ファイナルランサムディフェンダー1年版」のダウンロード特典付きとなっています。
量販店やPCパーツショップ扱いのMZ-V9P4T0B-ITと中身や保証期間は同一です。
製品情報
製品情報は以下のページです。
https://www.itgm.co.jp/product/ssd-990-pro.php
一部、抜粋。
インターフェイス:PCIe Gen 4.0 x4、NVMe 2.0
読み出しパフォーマンス(最大):最大 7,450 MB/s
書き込みパフォーマンス(最大):最大 6,900 MB/s
温度範囲:動作時:0℃~70℃
保証:5年保証、TBW 2,400TB
写真で見るSamsung 990 PRO 4TB
パッケージ表
パッケージ裏
内容物
内容物一式
990 PRO 4TB 表面
990 PRO 4TB 裏面
変換ボードに取り付けた状態
(シルバーのヒートシンクは980 PRO 2TB、レッドのヒートシンクは990 PRO 4TB)
PC構成
OS:Windows 10 Pro 64bit 22H2
CPU:AMD Ryzen 5 7600
CPUクーラー:Deepcool AK620 WH
マザーボード:ASUS ProArt B650-CREATOR
メモリ:SanMax SMD5-U64G88H-56B-D「SKhynix Edition」DDR5-5600 32GBx2
ビデオカード:ASRock Radeon RX6600 Challenger D 8GB
M.2 SSD:Samsung 980 PRO with Heatsink 1TB
M.2 SSD:Western Digital WD_Black SN770 2TB
M.2 SSD:Samsung SSD 980 PRO 2TB (変換ボード経由でPCIeスロットに接続)
M.2 SSD:Samsung SSD 990 PRO 4TB (変換ボード経由でPCIeスロットに接続)
M.2 SSD:Samsung SSD 970 EVO Plus 2TB
SATA SSD: 4台
電源ユニット:Corsair RM550x CP-9020090-JP
PCケース:Lancool PC-K9X
吸気ファン:Noctua NF-S12B redux-700×2
排気ファン:Noctua NF-S12A ULN
ベンチマーク
CrystalDiskMark テストサイズ 1GiB
見事な数値が並んでいます。公称値をしっかり満たしています。
CrystalDiskMark テストサイズ 8GiB
CrystalDiskMark テストサイズ 16GiB
CrystalDiskMark テストサイズ 32GiB
ファイルコピー
ファイルサイズ70GBのファイルをコピー(書き込み)してみました。
エクスプローラー読みで、書き込み速度 約4.3GB/sでした。
ちなみに手持ちの980 PRO 2TBは約3.4GB/sで990 PRO 4TBのほうがが明らかに速いのが体感でも解りました。
CrystalDiskInfo
ベンチマーク、全領域一旦0fill後にCrystalDiskInfoでS.M.A.R.T.情報を取得してみました。問題無いようです。
ちなみに、0fill中の最高温度はCrystalDiskInfo読みで57℃(室温23℃)でした。
高速SSDとしては比較的発熱が抑えられてるように思います。
まとめ
Samsung 990 PRO 4TBは発売が2023年10月と新しく、4TBの最速クラスSSDとしては購入筆頭候補になるM.2 NVMe SSDとなっています。
とりあえず、システムドライブとして丸一日使用してみましたが、高速かつ非常に安定しており、ヒートシンクさえ付けておけば発熱も比較的抑えられています。
SSDを買うなら4TB品と考えてる方には、Samsung 990 PRO 4TBは性能、価格共に魅力的な製品になっています。
4TBの最速クラス NVMe M.2 SSDではWD SN850Xとの二択状態ですので、迷うくらいであれば990 PRO 4TBがお薦めかと思います。
以上、参考にしていただけると幸いです。