2018-03-12の時点で、私がPC用ATX電源ユニットを選ぶとしたら、と考えると、まず効率が80PLUS認証GOLD以上というのが真っ先に頭に浮かびました。
効率が良く発熱が低いのはもちろんの事ですが、品質、保証期間に優れた製品が多いからです。各社、社運を賭けた製品が多いように思います。
- 効率:80PLUS認証GOLD
- 品質:各レビューサイトで評判が良いこと。
- 価格:2万円以下、できれば1.5万円以下。
- ケーブル:フルモジュラーもしくはセミモジュラー
- 保証期間:5年以上
- 代理店の対応が悪くないこと。
を重視して電源ユニットを5つ選んでみました。
では、2018-03-12の時点で価格コムの最安値が低い順に挙げていきます。
ANTEC NeoECO Gold NE550G
- ファン:常時回転
- セミモジュラーケーブル
- 製造:Seasonic
- 保証:7年保証
- 代理店:リンクスインターナショナル
コメント:
Antecの新製品です。
Seasonic OEM、80PLUS GOLDで約\9000という安さ。
品質、出力も申し分なく、とりあえず「NeoECO Gold NE550G」を選べばO.K.という感じの大ヒットしそうな電源ユニットです。
Seasonic SSR-450RMS (終息品)
コメント:
Seasonicの純正品です。
PCの構成がシンプルで、これといった出力が必要無い場合にお奨めです。
FDB(流体軸受け)12cmファンで、低速回転時のノイズが14dBA。静音性を重視する場合にもアリかと思う製品です。
Seasonic SSR-450FM 2018-05-07追記
コメント:
Seasonic SSR-450RMSの後継品です。
PCの構成がシンプルで、これといった出力が必要無い場合にお奨めです。
SSR-450RMSの奥行き160mmにたいして、SSR-450FMは140mmと小型化されています。
FDB(流体軸受け)12cmファンです。
上位出力品として、SSR-550FM, SSR-650FM, SSR-750FMがあります。
Corsair RM550x CP-9020090-JP (終息品)
コメント:
CWT製造の上位グレード品です。
ファンがセミファンレスというのが大きな特徴。負荷率が40%より小さいときはファンが停止します。PC構成によっては常時ファンレスも可能。とにかく静かなPCを組みたい時にはこの電源だと思います。
上位出力品として、RM650x、RM750x、RM850x、RM1000xとラインナップが揃っています。
Corsair RM550x -2018-550W CP-9020177-JP 2018-09-30追記
コメント:
CWT製造の上位グレード品で、RM550x CP-9020090-JPの後継品です。
上位出力品として、RM650x、RM750x、RM850xとラインナップが揃っています。
ANTEC NeoECO Gold NE750G
- ファン:常時回転
- セミモジュラーケーブル
- 製造:Seasonic
- 保証:7年保証
- 代理店:リンクスインターナショナル
コメント:
Seasonic OEM、出力750Wで1万円ちょっと。コストパフォーマンス最高の製品です。
2017年12月の発売以来品薄が続いています。
2018-03-12時点で、価格コムの売れ筋ランキング4位に入っています。
消費電力の高いPCを組む際は、候補に真っ先に入れて良いと思います。
Seasonic SSR-650FX
コメント:
Seasonicの純正品です。
ファンは、静音性重視でセミファンレス、耐久性重視で常時回転に設定する事が出来ます。
Amazon.comの価格が$89.90に対して、日本での価格が約\15000というのはちょっと高すぎな感じもしますが、10年保証や代理店(オウルテック)のサポート代として割り切れる方、なによりもSeasonic製という点を重視する方には本製品がピッタリかと思います。
ANTEC HCG650 GOLD 2019-08-18追記
コメント:
Seasonic OEM、Seasonic SSR-650FXのANTEC版という位置づけです。
ファンは、静音性重視でセミファンレス、耐久性重視で常時回転に設定可能です。
日本ではSeasonic SSR-650FXよりも数千円安いので、高品質でお得な電源となっています。
【HCG650 GOLD】80PLUS GOLD認証取得 高効率小型電源ユニット
- 出版社/メーカー: Antec
- 発売日: 2018/06/09
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
結果として、Antec、Corsair、Seasonic製品ばかりになりました。
他にもSeasonic OEMの製品はありますが、OEM元のSeasonic製よりも明らかにコストカットしている製品や、代理店の対応が……な製品は除外しています。
以上、PC電源ユニット選びの参考にしていただけると幸いです。